本日のウルトラマンマックス 第十話 「少年ＤＡＳＨ」

　今日はＤＡＳＨの事を世間に知ってもらおうと、一般人の子供達を基地見学に招待です。中にはＤＡＳＨの事に妙に詳しいマサユキ少年がいます。将来はＤＡＳＨ隊員になると息巻いていますが。
　司令室を見学中にコバ隊員が寝坊して遅刻、見学中の子供達から一斉にダメ出しで、へこむコバ。この重い空気を何とかしようと、無理矢理なハイテンションでミズキがダッシュマザーでの遊覧飛行へ子供達を誘導する。子供って容赦無いですこういう時。

　子供達との別れ際突然怪獣メタシサス出現。出撃するコバとショーンは攻撃するもメタシサスは突然消えてしまい当たらない。また違う場所にメタシサス出現で再度攻撃するが、また姿を消されてしまう。敵は重力を操り空間転移する能力を持っているらしい。皆が敵の動きに翻弄される中マサユキだけがメタシサスの動きを読んでいた。
　カイトとミズキに合流したコバは、一緒にいたマサユキに失敗ばかりと非難されまたしてもへこむ。あこがれのＤＡＳＨに失望しているんでしょうか。

　怪獣が携帯電話の電波の周波数をきらい攻撃しているらしい。しかし携帯電話やその中継局は全国にたくさんある、とても怪獣の出現ポイントの割り出しなど出来ない。そこで、ただ一人怪獣の出現場所を読んでいたマサユキ少年に会いに行く事に。
　ようやくマサユキに会えたコバは、なぜ怪獣の出現場所が分かったか教えて欲しいと頼むが、どうせ失敗するからマックスに直接教えるといって、取り合わない。
　再び出現するメタシサス、変身するカイト。
　マックスは敵の瞬間移動に翻弄され苦戦する。マサユキに何度失敗しても決してあきらめない事の大切さを熱く語り、遂にマサユキは心を開く。
　怪獣のいる方向だけ携帯電話の画面がちらつく、メタシサスの発する電磁波の影響をうけているらしい。ＤＡＳＨの機器は電磁波の影響を受けないように出来ている為、逆に分からなかったのだ。
　マサユキをミズキにまかせ出撃するコバ。マサユキの誘導でメタシサスに攻撃をヒット。そしてコバの誘導でマックスは敵の出現ポイントに先回りし、現れた瞬間にマクシウムソード一閃でトドメをさす。

　戦い終わって、コバはマサユキにＤＡＳＨのバッチを渡す。君は立派なＤＡＳＨ隊員だと。そんなコバにマサユキは決してあきらめない人間になると誓う。
　このままホシノ少年みたいにはならないよな、いくら何でも。

　ああ、メタシサスをメガフラシと言いそうになる。