本日の仮面ライダー響鬼 二十九之巻 「輝く少年」

　崖から滑り落ちそうになる明日夢を何とか助けるヒビキ。
　威吹鬼と轟鬼も苦戦しながらも、連係攻撃で鎧姫を倒すが武者童子とツチグモには逃げられる。今度は時間無制限の完全版の武者童子と鎧姫で、しかもツチグモも強化版の鎧ツチグモらしい。

　音撃棒の材料になる木を見つけたヒビキ。やがて雨が降り出しテントに駆け込む二人。
　トドロキもザンキのいる車に中へ駆け込む。鋭鬼は地元の猛士に助けられたようで「鋭鬼さんには充分休んで英気を養って欲しいですね」とトドロキ。言ってしまったか・・・・。
　お茶しながら今回の対策を練る、たちばなの面々。ヒビキを呼び出そうと明日夢の携帯に電話するが通じない。崖から滑り落ちたとき明日夢は携帯を無くしてしまったのだ。そしてヒビキは携帯を持ってないし、相変わらず。結局イブキとトドロキに頑張ってもらうしかない。ヒビキ達のいる所とはかなり近場らしいけど。

　雨がやみ食事の準備をしながら語り合う明日夢とヒビキ。崖から滑り落ち迷惑をかけた事や万引き少年に殴られた事に落ち込む明日夢に優しくそして毅然と語りかけるヒビキ。
「心だけは鍛えておかないと自分に負けちゃうじゃないか」
そんなヒビキの言葉にようやく明日夢に笑顔が。
　次の朝明日夢ママが、たちばなに初来店。おやっさん達と明日夢の事について話す。
「女親が何か言っても、本人むくれるだけですから、何も言わないようにしてるんですけど」と明日夢ママ。確かに母親に言われると腹が立つ事ってあります、例え正しい事言われても。今の明日夢には母親ではなく父親の言葉が必要だったのかもしれません。
　そんな中、モッチー登場。

　イブキとトドロキは武者童子と遭遇。最初は有利に戦うも成体になった鎧ツチグモの登場でピンチに。轟鬼が噛みつかれ捕まってしまう、とそこに鋭鬼が現れ轟鬼を救出。
「俺は、一晩寝て英気を養ったから大丈夫」と言う鋭鬼に唖然とする二人。轟鬼さん、かぶっちゃいました。
　三人はそれぞれの音撃を共振させ鎧ツチグモを倒そうとするが、あと一歩のところで逃げられる。追いかける三人の前に武者童子が立ちふさがるが、これを難なく撃破し更に鎧ツチグモを追跡。

　山を下りる準備をしていたヒビキが何かの気配を感じ、そして「少年、走れ！」
訳も分からず走り出す明日夢の前に、威吹鬼達から逃げてきた鎧ツチグモが。どっちに逃げたらいいかくらい言いましょうよ、ヒビキさん。そして明日夢君、危険物に引き寄せられる体質なんでしょうか。
　変身し明日夢を助けると、鎧ツチグモに立ち向かう響鬼。一度は捕まるも紅になり脱出、音撃鼓を貼り付け音撃をたたき込み鎧ツチグモを撃破。
　何かを感じながら戦い終えた響鬼を見つめる明日夢。
　たちばなに帰ってくる一同。明るく母親やモッチーと話す明日夢に「少年、第一歩だな」とヒビキ。

　鋭鬼さん、裁鬼さんのようなやられキャラじゃなくて良かったです。かっこよかったです、ほんと。この調子で関東の鬼１１人全員出て欲しいものです。出来れば人間体も。