牙狼 <GARO> 第１７話 「水槽」

　孤独なと言うか人間嫌いのプログラマーが、ゴミ捨て場から水槽に入っていた怪しげな魚を拾ってくる。　
　これを飼い始めた男は、この魚が人間の血を好むと知り自分の血を与え始めるが、それも出来なくなると、今度は他人を襲って餌にするようになる。
　この男の知り合いらしき女性、「あまり俺をこけにすると、襲うぞ！」の言葉に、笑いながら「あんたに、そんな度胸があったんだ」と、どうやら「襲う」の意味を勘違いしているようで、あわれ最初の犠牲者に。
　この魚が今回のホラーですが憑依されてないハズの、この男の壊れっぷりが恐いです。

　カオルから、掟に背いてまで何故自分を助けたのか訪ねられ、「人を守るのが魔戒騎士」と、これからもカオルを守ると約束する。
　ホラーの探索を命じられた鋼牙、今度の相手は水の中でしか生きられない。餌を有効に使うべきとイヤミたっぷりに鋼牙に言う三神官。鋼牙の本心は既に見抜かれています。
　
　プログラマーの男が女子高生を襲い逃げる現場に遭遇する鋼牙、しかし人間の犯罪者に魔戒騎士の出番はない。ザルバはカオルを餌にすることを提案する、元はそれが目的だったはずだと。　　　渋々カオルを連れ出す鋼牙、そして現れるプログラマーの男。ホラーは人を餌にして少しづつ人間の形になっていく、後は足だけ。カオルがホラーの足になる？
　襲われるカオル、鋼牙が駆けつけ彼女を助け、ホラーの入っている水槽を破壊。かばう男をはじき飛ばし、ホラーを斬る鋼牙。殺人を犯しホラーの餌にしていた男に剣を向けるがカオルに止められ、殴って気絶させ、その場を立ち去る。

　ホラーの断末魔に残した言葉から、鋼牙が自分を「ホラー狩りの餌」にしていた事を知るカオル。悲しみのあまり飛び出していってしまいました。

　次回、女魔戒法師「邪美」登場。カオルどうすんの？