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牙狼 <GARO> 第16話 「赤酒」 [特撮]

 今夜は20年に一度の「陰我消滅の晩」でホラーが現れる事は無い。鋼牙は様々な魔戒騎士の道具を造る魔戒法師「阿門」に呼び出され、山奥の阿門の家に。
 20年前に鋼牙の父大河と、バルチャスという魔戒騎士などの間で行われているゲームの決着を、息子の鋼牙を相手に行おうというのだ。
 阿門は鋼牙に「赤い酒」を勧めるが、父が殺されたときの赤い血を思い出し、その酒を断る。

 バルチャスはチェスみたいな物で、駒同士が重なるとお互いの気で作った戦士のイメージが現れ、そのイメージ同士が戦い負けた方の駒が消滅し、駒が全滅したら負けというゲーム。
 ゲーム中、カオルの事を問いただす法師に鋼牙は、最初はホラーをおびき寄せる餌のつもりだったが今は心の支えになっている、彼女を愛おしく思うと。やっと本音が出たか。
 愛する息子の鋼牙を守る為に命を落とした父の事が頭にあり、人を愛すると言う事を無意識にさけてきた鋼牙は、カオルの浴びたホラーの血を浄化してやりたいと思うも、躊躇していたんですね。しかし、法師の言葉で踏ん切りがついたようです。そして浄化に必要な木の実も法師によって手に入る事に。ところでカオルの寿命って、後何日?

 以前の放送で、大河を殺したのはバラゴでその姿はホラーに憑依されたかのようでしたが、鋼牙はバラゴではなく、ただのホラーと認識していたようで阿門法師のバラゴは生きているらしいとの情報に激しく動揺します。そして、バラゴは最近活動を始めたらしい。
 どうやらラストに向けてストーリーが加速のよう。

 ラストの、カオルと鋼牙の「おかえり」「ただいま」のやりとりが、ウルトラマンティガのゾイガー戦後のレナとダイゴを思い出しました。

 そして、一瞬ですが阿門法師の弟子で鋼牙の幼なじみと言う事で「邪美」なる人物が出てきました。顔がうまく確認出来ませんでしたが、脚本家の小林雄次さんのブログによると西条凪副隊長の「佐藤康恵」さんだそうで、登場が楽しみです。


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