今週のウルトラマンメビウス 第30話「約束の炎」

　重傷を負って眠ったままのミライ、前回ラストの瓦礫の落下のせいでしょうかリュウもケガをしている模様。
　心配する隊員達だが、インペライザー再襲撃に備え、休息を促すサコミズ隊長ですが、みんなそれぞれ自分のやる事を見つけインペライザーに備えます。

　意識を取り戻したミライ、リュウが居眠りをしている間に抜け出してしまいます。でも、二人が始めてであった丘であっさり再会。
　帰還命令が出ていた事、自分では地球は守れないと言われた事などをリュウに告白するミライ、自分は地球の為に戦いたいのに・・・。
　何故ウルトラマンは地球を命がけで守るのかと問うリュウに、自分たちの種族の事を答えるミライ。
　かつて、ウルトラマンは人間と同じ姿をしていたが、ある時ウルトラマンの力を偶然手に入れた。決して望んで手に入れた力ではないが、力を手に入れたという事は果たすべき何かがあるのでは、守るべきものがあるはずだと考えたという。
　これはウルトラの星の太陽の消滅と、対策として造った人工太陽「プラズマスパーク」の影響による体の変化の事ですね。
　地球にかつての自分たちの星の姿をだぶらせて見ている。
　という事は、地球以外にもウルトラマンが常駐している星があるはずなので（ウルトラマン80が最終回で帰還後は、休息をとった後に別の星に派遣されると言ってましたし）、そういう星はみんな人間みたいな人たちが住んでいる星なんでしょうか？まあ、地球に来た宇宙人はあらかたウルトラマンなしでも大丈夫そうな連中ばかりだし。
　ここまで話すとミライの姿は消えてしまい・・・・。

　GUYSの対インペライザー作戦。
　ファントン星人の時に使った重力偏向板でインペライザーを宇宙にはじき飛ばし、設置してあった「ライトンR30機雷」で木っ端微塵に破壊するというモノ。インペライザーのような相手は、完全に消滅させるか、どうにかして再生不能にするしかないので、機雷の破壊力と宇宙で爆破することで破片の再集結を不可能にするという作戦ですね、多分そうだよな（弱気）？
　この作戦にはインペライザーの位置を正確に知る必要があるが、何故か敵の出現位置を捕捉していたタロウの情報でクリア。

　いよいよ作戦開始。
　出現したインペライザーを追ってタロウも出現。でもタロウも地球のやり方を尊重してくれて、まずはGUYSの出番。
　久々登場のスペシウム弾頭でインペライザーを転倒させ、重力偏向板で宇宙へ。しかし途中でインペライザーが消失。瞬間移動でタロウの後ろに出現、とっさにビーム攻撃をストリウム光線で防ぐが、今度は上半身を回転させながらの光弾の乱射。たちまち撃墜されるガンウィンガーとガンローダー、GUYSの司令所も爆発につつまれる。で、みんな顔が真っ黒です。

　助太刀しようとするミライを制止するタロウ。帰還し来たるべき戦いに備え力をつけろというタロウに反発するミライ。そんなミライにタロウは禁断の技「ウルトラダイナマイト」を使うと宣言。危険だというミライに「私を見くびるな！」というタロウ。
　そこにGUYSのメンバーが合流してくるが、その時タロウの体が紅蓮の炎につつまれインペライザーもろとも大爆発。
　粉々になったインペライザーと光りが集結して再生したタロウ。勝利かと思われたが破片が再集結を開始。
　リュウはミライに行けと檄を飛ばす。メビウスの力をタロウに見せてやれ、GUYSの隊員として戦え、みんなの所に笑顔で帰ってこい。などどあつい言葉の数々。
　遂にメンバーの前で変身するミライ。
　タロウの制止にも、必ず生きて帰る為に命がけで戦うと告げタロウも納得する。

　メビュームシュートとキャプチャーキューブの連携も通用せず、逆にGUYSが標的にされてしまう。GUYSの盾になり攻撃をくらったメビウスは、その場に倒れ伏してしまう。
　ミライに声援を送るGUYS、その声が届き再び立ち上がるメビウスは体にファイアーシンボルを描いた「バーニングブレイブ」に変身、その攻撃でインペライザーは完全に消滅してしまう。

　これからもメビウスと一緒に戦いたいというGUYSのメンバーの思いに、タロウもメビウスの地球残留を承諾、更に激しい戦いがある事とGUYSとメビウスならそれも乗り越えられるだろうと告げ、去っていく。

　これからは、今までのシリーズにはなかった隊員の一人がウルトラマンであるという事が知られている状態で、物語が進んでいきます。
　そしてインペライザーを送り込んできた（それ以前のボガールやノーバ等も？）存在が、地球にちょっかいを出して来るのでしょう。