今週の仮面ライダーカブト 第38話

　何故か天道家で朝食をとる加賀美と蓮華。そして、いよいよ樹花の楽しみにしていたキャンプ合宿の日である。
　樹花の学校の野球部が地区大会で優勝したらしい、ピッチャーの活躍によるものらしいが、もしやワームに擬態されたのではと疑惑が渦巻く中、元高校球児で甲子園出場経験もある（忘れ去られていた設定）の加賀美が挑む。で、あっさり三振に打ち取られてしまう。
　そんなピッチャーに理事長が近づく。期待していると語るこの理事長、怪しい事この上なしです。

　恵子が捨てたお守りを眺める影山を、ワームが襲う。パンチホッパーに変身して戦うが、敗北してしまう。壊れたお守りに手を伸ばそうとする影山に矢車が現れ、またも暗黒面へ引っ張り込もうとする。
　ところで、ザビーが空席ですが誰がなるんでしょうか？まさか、このままパーフェクトゼクターの道具と化すのか？

　学校の怪談の真相。
　願いの叶う鏡は歪みから写りがおかしくなっていただけ。
　失踪したという合唱部も、資金難から廃部になったものが変化して伝わったらしい。

　ひたすら成績一番を目指す恵子はとうとう樹花を下し、一番に。お祝いにと天道が焼きそばパンを差し出すが、そんなモノには目もくれず去ってしまう。その様子を不審がる天道。
　そして恵子にも近づく理事長。

　樹花はキャンプ合宿がうまくいくようにと鏡に祈ってしまう。そして鏡の向こうから怪しく微笑むもう一人の樹花の姿が。
　そして、いよいよ合宿に出発する樹花達バトミントン部。付き添いとして加賀美と蓮華が同行、引率の顧問の教師は？などというつっこみが多数あるであろう事はスルーしつつ、出発するバス。

　岬の再調査の結果、問題の合唱部はやはり行方不明で、不思議な事に家族は子供は学校から帰っていないと証言しているという。なんだか？？？？？な話ですが。
　そして、願いの叶う鏡の前に来た天道と岬、この鏡に秘密があるらしい。と、そこにもう一人の岬が現れる、ワームに変化し襲いかかってくる。攻撃をかわすとワームは鏡を突き破る。そこには行方不明になったはずの合唱部が、当時の姿で現れる。全ては理事長が学校の名声を高めたいが為にワームと手を組んでいたのだ、ワームを銃撃で追い払い理事長を逮捕する岬。なんかタイムリーな話ですね、今回。

　既に樹下の願いもワームに報告済みの為、急いでバスを追う天道。
　樹下達のバスはトンネルの中で深い霧につつまれ立ち往生。不安になる生徒達に歌を歌わせ励ます加賀美、そして単身幽霊退治に向かう。なぜか蓮華と妙なフラグが立ってますが。
　ワームと戦いになるガタック、何故か剣も現れサソードとなって戦う。

　黄昏れる影山に声をかけてくる恵子、何故か野球部のピッチャーも一緒。そこに矢車が現れると二人はワームに変化、ホッパー兄弟と戦うがライダーキックとライダーパンチに倒される。
　実は恵子は既に殺されていて擬態されていたという、怖いお話です。

　ガタック、サソードにカブトも合流、ハイパーカブトになりパーファクトゼクターを召還するカブト、すると突然サソードゼクターがカブトの元へ、更にザビーゼクターとドレイクゼクターも現れ3匹（？）はパーフェクトゼクターにドッキング、その攻撃でワームを一掃してしまう。
　
　突然ハイパーゼクターが暴走しカブトを皆既日食のある空間へ運んでしまう。そこには何者かに手を引かれたひよりの姿が、しかしすぐに元の世界に戻されてしまう。

　キャンプに盛り上がる中、二人の妹を守る決意を新たにする天道。忘れられなくてよかったね、樹花チャン。